吾平山上陵地図
(あいらのやまのうえのみささぎ、あいらさんりょう)
初代神武天皇の御父君にあたる神代三代鵜葺草葺不合命を祀る。 命は父神火遠理命と母神豊玉毘売命の間に生まれた御子である。 御子は海辺の渚でお生まれになったが、 そのときの産屋の屋根を鵜の羽で葺いていたが、 それが未だ葺き終わらないうちにお生まれになったので 鵜葺草葺不合命といわれる。 日向神話関連図⇒⇒⇒ |
この地を鵜戸神宮であるとされる。 命は御父君である天津日高日子穂穂手見命(山幸彦)のあとをうけて高千穂宮においでになり、 御崩御ののち鵜戸山の「日向姶良山上陵」に葬られたという。 |
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海神(わだつみ)の国へ帰ってしまった母神に代わってその妹玉依毘売命に育てられ、やがて叔母である玉依毘売命 と婚姻して、五瀬命・稲氷命・御毛沼命・若御毛沼命(後の神武天皇)の四柱の神を生んだ。 |
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御陵は鵜戸山という山の一部で、また他の御陵と形式を異にする大きな岩窟の中に築かれている。 尊の御陵は、山上には樹木が鬱蒼と生え茂り、参道は曲折する清流に沿って老大木が並立している。 美しい御陵である。 |
鵜戸山山麓に流れる清流姶良川。 |
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